26時間の立ち会い出産体験談!後方後頭位での無痛・吸引分娩のリアル
🌻新米パパママゆうさやノートへようこそ!夫の「ゆう」です。
前回の記事では、いよいよ正期産(妊娠37週目)に突入し、毎晩続く過去最高の「前駆陣痛」との戦いや、健診で発覚したウイルスの不安から落ち込むさやのお話をお届けしました。
「いつ本陣痛が来るのか、立ち会い出産って実際パパは何をすればいい?」「無痛分娩や難産のリアルな経過が知りたい」と、出産当日へのドキドキと恐怖を抱えながら検索しているプレパパ・プレママさんも多いと思います。
僕の「来週中には本陣痛が来そうな予感がする」という直感が見事に的中し、昨日、ついに僕たちの第一子がこの世界に無事に生まれてきてくれました!
お産が長引き、本当に命がけの大変な出産となりました。
この奇跡の瞬間の感動と過酷な現実を忘れないように、そしてこれからお産を迎える夫婦の少しでも心強い参考になるよう、新米パパの目線からリアルなドキュメンタリーとして記録に残します。
1. 夜中の「おしるし」から入院へ。始まった26時間の長丁場
全ての始まりは、一昨日の夜中2時頃でした。
さやの体に「おしるし」があり、それと同時にハッキリとした痛みが襲ってきました。
それにもかかわらず、さやは僕を起こさないようにと、1人でじっと夜明けまで痛みに耐えながら様子を見てくれていたそうです。
朝7時半頃に目を覚ました僕に状況を話してくれ、そのままお家で様子を見ることにしました。
その日は在宅勤務だったため、僕は自分のデスクで仕事をこなしつつ、さやのスマホから陣痛タイマーアプリの通知が鳴り響くたびにリビングや寝室へと駆けつけました。
- お腹や腰を優しくさすり続ける
- 先輩ママである僕の妹からのアドバイス通り、お尻を強く押す
自分にできるサポートを必死に続けましたが、明らかに今までの前駆陣痛とは違う激しい痛み方になってきたため、午後からは会社に半休をいただき、付きっきりでそばにいることにしました。
お昼の12時頃に一度産婦人科へ電話をしましたが、「初産ですし、もう少しお家で様子を見てくださいね」との回答。しかし時間が経つにつれて、どんどん陣痛の間隔が短くなり、さやの応える声も弱々しくなっていきました。
14時頃、ついに陣痛の間隔が10分を切り、出血混じりの粘液も確認できたため、再度病院へ連絡。
「すぐに来てください!」と言われ、大急ぎで用意していた陣痛バッグを車に積み込み、産婦人科へ向かいました。
内診の結果、子宮口は2〜3cm。そのまま即、入院が決定しました。
2. 緊迫の分娩室。難産になりやすい赤ちゃんの向き「後方後頭位」との戦い
「まだ生まれるまでにはかなり時間がかかるから、旦那さんは一度お家に帰ってしっかり休んでくださいね」と助産師さんに促され、僕は一旦帰宅。
翌日の早朝あたりに生まれるかもしれないと言われていたので、夜は早めに布団に入りましたが、心配とドキドキで頭がいっぱいで、夜中の3時頃には目が覚めてしまいました。
そこからさやからの連絡をずっと待ち続け、さやから朝6時頃に「朝9〜10時頃に病院へ来てほしい。」と連絡が入り、安全運転で産婦人科へ車を走らせました。
午前11時頃、ついに呼ばれて分娩室へ入りました。 我が家は「無痛分娩(むつうぶんべん)」を選択していたため、麻酔のおかげでお腹の激しい痛みは驚くほど抑えられていました。
しかし、赤ちゃんが骨盤を通ろうとする「お尻の凄まじい圧迫感と強い痛み」は麻酔が効きにくく、さやはずっとその痛みと戦っていました。
午後13時前、子宮口がついに全開(10cm)に! 「いよいよ我が子に会える!」と分娩室の緊張感も最高潮に達したのですが、ここからが本当の試練の始まりでした。
赤ちゃんが降りてこない…原因は「後方後頭位」
子宮口が全開になったにもかかわらず、赤ちゃんがなかなか下の方へ降りてきてくれません。
お医者さんや助産師さんが何度も見に来てくれますが、「うーん、まだ時間がかかりそうだね〜」という言葉の繰り返しでした。
原因は、赤ちゃんの向きが「後方後頭位(こうほうこうとうい)」という、通常とは逆の後ろ向きになってしまっていたことでした。
この向きだと、骨盤に赤ちゃんの頭が引っかかりやすく、通常よりもかなりの「難産(なんざん)」になりやすい状態だったのです。 (※ただ、モニターから聞こえる心拍の音を聴く限り、お腹の中の赤ちゃん自身はものすごく元気だよ!と言われていたのが唯一の救いでした)
少しでも赤ちゃんの向きを改善して下に降りてきてもらうため、分娩室の中で以下の壮絶なトライを何度も繰り返しました。
- 点滴だらけの腕で、強い痛みに耐えながらベッドの上で四つん這いの体勢になる
- 僕が全体重をかけて、テニスボールでさやのお尻を全力で押し続ける
助産師さんから「マイペースな赤ちゃんだね」なんて優しく笑われながら、そこから約2時間、さやは全体力を振り絞って何度も何度もいきみ続けました。
3. 体力の限界と「吸引分娩」への切り替え、そして涙の産声
子宮口が全開になってから数時間が経過し、お産が始まってからのトータルの時間は25時間を超えていました。 何度もいきみを繰り返す中、さやの体力は目に見えて削られていき、どんどん意識が遠のくように弱っていってしまいました。
これ以上の長期戦は母体にとっても赤ちゃんにとっても危険だとお医者さんが判断し、医療器具を使って赤ちゃんを引き出す「吸引分娩(きゅういんぶんべん)」へと切り替えることになりました。
そこからの展開は本当にあっという間でした。
お医者さんがスタンバイし、10分もかからないうちにその瞬間が訪れました。
午後16時頃、元気な産声とともに、僕たちの第一子がしっかりとこの世界に誕生してくれました。
陣痛の間隔が10分以内になってから、実に約26時間の壮絶な長丁場でした。 「さや、本当に、本当によく頑張ったね……!!」と伝え、我が子の元気な産声を耳にした瞬間、僕たちの目からは涙が溢れ出しました。
💡 出産を終えて、新米パパが心から実感したこと
我が子が生まれてくれた感動に包まれた直後、さらなる緊張が走りました。
さやの出産の際の出血量が通常よりも遥かに多く、「この後の経過次第では、緊急で輸血をする可能性があります」とお医者さんから告げられたのです。
その言葉を聞いた瞬間、せっかく赤ちゃんに会えた喜びが一気に吹き飛ぶほどの強い不安に襲われました。
しかし、さやは最後の最後まで、本当に自分の命をかけて僕たちの新しい家族を守り抜き、耐えてくれました。(※その後、医療スタッフの皆さんの迅速な処置のおかげで、さやの体調も無事に落ち着くことができました!)
今回の壮絶な26時間を一緒に駆け抜けて、新米パパとして心から実感した大切なポイントをまとめます。
| 立ち会い出産を経て気づいたこと | 新米パパとしてのリアルな確信とメッセージ |
|---|---|
| ① 出産は想像を遥かに超える「命がけ」の医療である | 医療が進歩した現代であっても、新しい命が生まれるということは、女性が本当に命をかけて臨む命がけの戦いであるという現実を、男性は絶対に忘れてはなりません。 |
| ② 立ち会い出産にして、心の底から良かった | 分娩室の中で、痛みを代わってあげることはできなくても、隣で手を握り、一緒に息を吐き、テニスボールを押し続ける。この時間を**「夫婦二人三脚」**で乗り越えたからこそ、僕たちの絆は誰にも負けないほど強くなりました。 |
| ③ 産まれた瞬間の感動は一生の財産になる | 2人でボロボロと涙を流して我が子の誕生を喜んだあの瞬間の景色と感情は、これからの人生、どんな壁が来ても乗り越えられる無敵のお守りになります。 |
ひとまず、元気に生まれてきてくれた我が子の強い生命力、そして何より命をかけて我が子を産んでくれたさやに、大きな感謝を捧げたいと思います。本当に、本当にありがとう。
💕 まとめ:新しい家族の「本当のスタート」へ
無事に出産という人生最大のビッグイベントを終えましたが、ここからが僕たち家族の「本当のスタート」です。
パパとしての本格的な育児が今日から始まります。
仕事を3ヶ月間完全に抜けて取得する「パパ育休」の期間をフルに活かし、まずは命がけで頑張ってくれたさやの「体力の回復(産褥期のケア)」を家庭内の最優先事項に掲げて動くつもりです。
僕たち夫婦の力だけで抱え込まず、ヘルプに来てくれるお義母さんや周囲の頼れる手もたくさんお借りしながら、新米パパママとして一歩一歩、我が子との愛おしい育児生活の毎日を全力で楽しんでいきたいと思います!
これからのブログでは、妊娠生活からバトンを繋ぎ、「新米パパ目線でのリアルな育児記録や、夫婦での夜泣き対策」など、等身大の育児ハック記事をたくさん書いていく予定です。
同じようにこれから出産・育児を迎えるプレパパママの役に立つ情報を発信していきますので、ぜひまたゆうさや夫婦のノートに遊びに来てもらえたら嬉しいです!
あなたの日常にも、笑顔が増えますように。 またねっ!